花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

目で聴く健康レシピ「インフルエンザ」リポーター(手話)

オレ、目で聴く健康レシピ「インフルエンザ」リポーター出演した。





手話キャスター・岡本かおりさん
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失礼!風邪気味みたいなんです。
ちょっと油断したかな?
皆さんは大丈夫ですか?
インフルエンザじゃないかって?
ま、まさか~
今日は一番身近な病気ともいえる
風邪やインフルエンザについて
教えてもらいましょう。
でも私は大事をとって
家で休んでいるから
花井キャスターに聞きに
行ってもらいましょ よろしく~






東京都江戸川区へ…
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花井盛彦です
岡本さん
風邪大丈夫ですか~?
という訳で今日は冬につきものの
風邪とインフルエンザについて
いろいろとお話しを聞きに来ました。
ここは東京都江戸川区にある小松川医院です。
ここで小児科と内科医をしていらっしゃる田崎ゆき先生に
いろいろと教えていただきます。








小児科・内科医の田崎ゆき先生
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田崎先生は地元の小学校の校医や保健所での乳幼児健診など
地域の医療で活躍するかたわら
区の登録手話通訳者でもあり
耳の日まつり」「福祉のつどい」で
医療相談を担当するなど大活躍です。








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花井「先生、「インフルエンザ」というのはもうおなじみの病気なのでと思ってしまいがちなんですが、今日は改めてちゃんと教えていただきたいと思って来ましたのでよろしくお願いします。まず基本的なことですが、風邪とインフルエンザの違いについて教えて下さい」

田崎「よくインフルエンザの予防接種を受けた方からこれでこの冬は風邪をひかないで済むと言われるんですが、それは違います。インフルエンザと普通の風邪と全く別の病気です。まず原因になるウイルスが違います。普通の風邪は毒性の弱いかぜウイルスが原因ですが、インフルエンザウイルスは感染力が強いです。症状も普通の風邪はのどの痛み、鼻汁・くしゃみや咳などですが、発熱も38度くらいまでのことが多いですが、インフルエンザは突然38度~40度の発熱があって5日くらい続きます。関節痛、筋肉痛、頭痛など重い全身症状が現れます。また脳炎などの合併症を起こすこともあります。高齢者や乳幼児の場合の死亡率も高いです。インフルエンザで死亡する人のほとんどは高齢者ですし、乳幼児の場合は脳炎などで年間100~200人が死亡しています。」

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花井「インフルエンザって感染力もすごいし、治らなかったり怖い病気なんですね!ちゃんと病院で診てもらうことが大事ですね。でも、もしかかってしまったらどうすればいいんでしょう?」

田崎「かかったかな?と思ったらとにかく早く病院へ行って下さい。発症から2日以内ならインフルエンザに効く薬もあります。もしインフルエンザと言われたら家から出ないで休んでください。風邪かと思って市販の薬を飲むとか前に病院で貰った抗生物質を飲むとかという人がいますが、どちらもインフルエンザにはききません。とにかく家で休んで下さい。インフルエンザは発症から1週間位は人にうつす力があります。職場や学校にひろめないよう家で休んで下さい。どうしても仕事で行かなければならない時はマスクをして下さい。栄養と睡眠を充分にとり水分もたくさん飲むこと水、お茶、ジュースなどなんでもOKですが、ビールやお酒はだめです。でもやはり予防が第一ですよね。」

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花井「正しい休養も必要ですね。予防するにはどうすれば?」

田崎「感染防止のためにマスクをすることやそれから手洗いとうがいですね。そしてデパートのような人混みにはなるべく行かない。部屋や換気をすることやウイルスは湿気に弱いので加湿器などで湿気を与えるのも良いです。そして予防注射です。」

花井「予防注射って効き目あるんですか?」

田崎「はい、効果あります。」

花井「回数や受ける時期は?」

田崎「まず年齢によって受ける回数が違います。65歳以上の方々は1回の注射で充分です。1回だけでも半分近くの発病を阻止し死亡率もさがります。過去にインフルエンザにかかって免疫があるためです。ですから1回の注射でも効果があるのです。乳幼児や12歳以下の子供は過去にかかっていることが少ないので免疫力が弱いのでぜひ2回接種をして下さい。中学生から大人の場合は2回接種で94%予防できます。大人は忙しくて1回しか受けられないという場合でも64%以上は防げます。受ける時期ですが、12月上旬までに受けましょう。毎年インフルエンザが流行するのは12月下旬から3月くらいまでです。この時に予防注射の効果が発揮されなくてはなりません。予防注射の効果は3~5ヶ月くらい続きます。が、予防注射は打ってすぐに効果が出るわけではありません。効き目が現れるまでに2週間くらいかかります。ですから流行し始める時期の2週間前までつまり12月上旬までに受けておくと良いということです。」

花井「予防接種ってそんなに効果があるんですね!自分のためにはもちろん周りの人たちにうつさないためにも予防が肝心ですね!今日はいろいろとありがとうございました。」
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風邪とインフルエンザは違うんですね。
でも自分ではどっちかわからないから
病院に行ったほうがいいみたいですね。
でも一番は何と言ってもやっぱり予防!ということですね。
皆さん、今年の冬はインフルエンザにかからないよう予防にがんばりましょう!