花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

生徒さんへのインタビュー#1(手話あいらんど手話教室 ステップコース)

手話あいらんど手話教室 ステップコースの生徒さんへのインタビュー#1



生徒の柴田亜希さんに直撃インタビュー


花井:手話を始めたきっかけは何ですか?

柴田さん:小学生の時にドラマで手話を初めて見ました。
その時、小学生ながらも強い衝撃を受けたことを今でも覚えています。
私は人と話すことが大好きですが、手話を見た時、
手話の動きと口の動き、目つき、表情でコミュニケーションができるんだと思うのと同時に、
自分が声に頼ってコミュニケーションをとっているために、
人と直接向き合って会話することの大切さを学びました。
もっと人との会話を大切にしたくて、勉強を始めました。


花井:手話ソングとろう者の日常会話の違いは何ですか?

柴田さん:手話ソングは聴者が使う日本語で書かれた歌詞に対して、
手話表現を当てはめるため、回りくどい表現の説明が分かりにくくなってしまいます。
それに対して、ろう者の日常会話はいかにして分かりやすく伝えるかを考えて、
独特の語順を使ったり、説明の仕方を考えます。
シチュエーションによって全く表現が変わってきます。
でも、相手に伝えたいという気持ちを持って取り込む必要がある点は同じです。


花井:昨年の11月の発表会の感想を教えて下さい。

柴田さん:正直に言うと発表会はいつも乗り気ではありません。練習がとても大変なんです。
どうやったら分かりやすく、正確に表現できるかを考えることが、私にとって難しいことです。
でも、他の生徒さん達と一緒に考え、練習していくことで得るものはとても多く、
発表が終わった後は「楽しかった!!」「やり切った!!」と思うことができました。
花井先生、ご指導ありがとうございました。

花井:インタビューさせていただきまして、ありがとうございました。







生徒のウルトラマン鈴木さんに直撃インタビュー


花井:昨年の11月の発表会の感想は何ですか?

鈴木さん:僕の金曜日ステップアップクラスの劇の内容は昔TVであった「3年B組金八先生」でした。
僕は不良学生の役をやりました。最初は不良学生らしく、ツッパっていましたが、
最後は泣する演技をしました。顔の表現を変化させるのが非常に楽しかった。
基本的に僕は悪役が好きかもしれませんね。


花井:手話あいらんど手話教室ナチュラルアプローチステップコースで手話の勉強して
「なるほど!」と思ったことは何ですか?

鈴木さん:今では当たり前ですが、音声を使用せず、無音で手話を勉強することです。
はっきり言って最初はとまどいましたが、慣れるとこれがスムーズになりました。


花井:手話の魅力とは何ですか?

鈴木さん:僕には二つあります。
1、ろう者の人々とコミュニケーションをする。
手と身体とイメージ力を使用して、会話をするのが楽しい!
2、他の人々がやらない、知らないことを行うこと。これが又、自分の性格に合っているのです。

花井:インタビューさせていただきまして、ありがとうございました。


イメージ 1