花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室入門の授業 #9 (2014.7~9月期)

9月2日、よみうりカルチャー川崎手話教室
入門クラス(7~9月期)、第9回目の授業を開催した。


CLトレーニン
テーマ【絵画を見る】

展示されている絵画を見るという表現をしてみよう。
片方の手で、数枚の絵画を順々に表し、もう片方で、その絵画を順番に「見る」。

ここでのポイントは、絵画の位置と、「見る」の角度に注意。
絵の位置が下にあるなら、その位置に向けて「見る」とする。
つまり、「見る」の向きや角度は、絵の位置に関係するということだよ。

【酔った人の歩き方の違いを表現】
①ほろ酔い
②酔っぱらい
③泥酔
酔いのレベルによって、歩く状態の違いを表現してみる。

①足がもつれながら歩く
②かなりの千鳥足で、フラフラと歩く
③まっすぐは歩けずフラフラよたよた倒れる

【走るスピード感を表現】
①ゆっくり走る
②ジョギング
ダッシュ

CLトレーニングのポイントは、①~③のレベルの違いを、曖昧でなく、それぞれに変化をつけて、表現すること。

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後半はジェスチャー
テーマは【生活】
鏡、カミソリ、DVDプレーヤー、ゴミ、ビデオカメラ、冗談、失敗、オススメなど

鏡は、手鏡、洗面台の鏡、三面鏡、姿見など、大きさも形もいろいろあるよな。
「鏡」という基本の手話だけじゃなく、その状況にあった手話表現を工夫してみてな。

『失敗』には、4~6つの表現がある。
テキストに載っている失敗は、聴者がよく使うが、ろうはあまり表現しない。
額をグーで、叩くような表現だ。
病気という手話に似てるから、区別すること。
その時、『あ~ぁ、やっちゃったという失敗の表情を忘れずにな。

生活の手話は、日常で頻繁に使う表現だから、覚えてな。


また来週会おうな、お疲れさん。


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