花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

目で聴く健康レシピ「口腔ケア」リポーター(手話)

オレ、目で聴く健康レシピ「口腔ケア」リポーター出演した。



手話キャスター・岡本かおりさん
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「口腔」…
最近よく「お口の健康」なんていうキャッチフレーズをよく目にするよね。
口腔って「お口の中」って意味かな?
だったら問題は歯?歯磨き…?してるよ~。
なんてったって手話キャスターは歯が命!
…いや、手が命かな?
それとも「息さわやか~」って問題…?
う~ん、よくわからないな。



そのため、埼玉県鴻巣市へ…
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「口腔ケア」というのは歯の問題だけではないようだよ。
宮本先生歯科クリニックの宮本雅敏先生にいろいろと教えていただきたいと思います。
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かなり暑かったな~(その撮影7月末だったから)






宮本先生歯科クリニックの宮本雅敏先生
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花井「よろしくお願いします。」

宮本「よろしくお願いします。」

花井「まずお聞きしたいのですが、『口腔』というのは正確にはどこを指すんですか?」

宮本「『口腔』といいますのは歯・舌など見えるところ全部を含めて言います」

花井「なるほど…では『口腔ケア』というのは具合的にどういうことですか?」

宮本「口の中には細菌が2億以上あるんですよ。食事の後に汚れを残したままですと細菌が増えてしまいます。そうするといろいろな感染症を起こしやすいんです。例えば歯でしたら虫歯、歯周病や肺炎、そういった感染症につながってしまう。また『噛む』というのは非常に大切なことで歯がないということは噛みにくいですね。『ケア』というのは噛めるように歯の噛み合わせを治す。虫歯を治すというのはそういう意味もあります。特に高齢者…年齢がいきますと歯の数は減ってきます。すると噛みにくくなります。そうしますと刺激が少ないと言いますのは、噛むことによって脳の中の知覚領域というところ海馬と言います。噛むことでその知覚領域の血液の流れが大きくなります。例えば運転している時に眠たくなることがありますね。そういう時にガムを噛むと刺激されてはっきりしますよね。そうすると歯の数が少ないということは認知症になりやすいということなんです。」

花井「そうなんですか。『噛む』って大事なことなんですね。認知症にも関係するなんて知りませんでした。驚きました。」

宮本「口腔つまり口の中と認知症の関係が注目されています。特に歯の数の減少とアルツハイマー認知症の関係が報告されています。」

花井「そうですか…ところで、『ケア』と言ってもどのようにすればいいんですか?」

宮本「まず第一に口腔ケアでは『歯を磨く』というイメージではないんです。歯の汚れを取る…例えばお風呂に入って頭を『洗う』のと同じ『磨く』のではなく『洗う』というイメージです。2番目には『噛むこと』これは非常に大切で脳神経細胞の活性化と維持に大切な役割を果たします。また老化の防止になります。噛むためには噛む機能が大切ですね。虫歯を放置しておかないで歯の数を増やすということだいたい20本以上あると良いとされています。(噛むこというのは)次に『メタボ』予防にもなるんですよ。というのは食事をすると唾液がまざりますね。そうすると胃の方で消化・吸収がしやすい。すると満腹感が得やすいので食べ過ぎない。それがメタボ防止につながります。また唾液の中には『ペルオキシターゼ』という成分があります。それがガンの予防に効果があると言われています。4つ目として噛むことによって体力が向上します。例えばスポーツ選手は噛み合わせることによって力が出るというか瞬発力が出やすいと言われています。今お話ししたことから口腔ケアというのは子供の頃から心がけて意識しながら食事をゆっくり食べることとよく噛んで食べることそうすれば認知症の予防や脳機能の維持に役立つということですね。」

花井「今のお話でイチロー選手が歯磨きが大切だと話していたのを思い出しましたし、ガン予防にもなるなど驚きました。そういえば小さい頃よく噛んで食べなさいと言われたことなどすっかり忘れていましたが、今日から改めてよく噛んで食べるということを心がけたいと思います。今日はいろいろと教えて頂きありがとうございました。」


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口の中って大事なんだね…!
それに「噛む」ってこともそんなに大事だったんだね。

皆さんも毎日口の中をきれいにして
よく噛んでご飯をいただきましょう。
ダイエットにもなるからこれはぜひ実行しなくちゃ…な!