よみうりカルチャー手話教室入門の授業＃8 (7～9 月期)

9月3日、よみうりカルチャー手話教室入門の第8回目を開催した。

今回の授業は、手話技能検定6級レベルの単語表現について。

反対語(きれい⇔汚い・普通⇔変 )や、
類似表現(遊ぶ⇔会社)
などと合わせて100単語を勉強したよ。

日常よく使われる基本単語なので、
よく覚えておいて欲しい。

『読み取り翻訳』

「高い(金額)」、「違う」の、この2つの手話だけで、
3パターンの手話表現をし、
それを生徒さんに読み取り(翻訳)してもらった。

３つの意味の違いを読み取ることができたかな？

手話単語は
『高い』と『違う(片手)』のたったの２つだけなのに、

表情、間、リズムによって、意味の違った表現になるんだよ。

大事なことは…

本や辞書に載っている単語をそれだけ頭に入れていても、
実際には、表現の仕方によって、
ニュアンスや意味が変わるということを、知っておいてほしい。

手話を翻訳するとき、訳はそれ1つだけとは限らない。

ひとつの文章だけでなく、いろんな翻訳が、できる。

単語ももちろん大事だけど、
手話では、表情や間、リズム、それを合わせた全てが重要なんだよ。

基本の手話単語と、表情、間、リズムなども合わせて、
生きた手話を勉強して欲しい。

来週の授業でまたお会いできることを楽しみにしてるよ。

お疲れ様でした。