花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室入門の授業 #3 (2014.7~9月期)

7月15日、よみうりカルチャー川崎手話教室
入門クラス(7~9月期)、第3回目の授業を開催した。

テーマ【かぐや姫から、表現を学ぶ】

竹を切ったとき、真っ二つにスパッと切れる様子など、表現を工夫してみる。

月の位置、大きさ、見上げる目線などで、月までの距離感を表すことができるんだ。

お爺さんお婆さんが、かぐや姫が気なるというときの手の動きを考えてみよう。
ここでのポイントは、誰が誰を気にするかだ。
この場合、『気になる』の動きの方向は、かぐや姫の位置に向けた動きとなる。
また、(結婚)申し込む/断る・依頼する/依頼される・ふる/ふられるも、
向きを考えながら、表現してみよう。
誰が誰にしたのか、という方向と位置に注意すること。

イメージ 1

【空書】
イラストを読み取ったときに、左右反転する人が多い。
書き手の逆から見ているから、鏡文字にならないよう気をつけてな。

単語だけ、覚えようとしても手話は身に付かないんだよ。
視覚からのイメージと合わせて、関連付けながら覚えることが大切なんだ。
そして、指文字で表現すれば、全てがそれで通じるとは限らないんだよ。
指文字よりも、CLの方が伝わりやすいんだ。

この空書を訓練することで、
読み取りのトレーニングと空間の使い方を学ぶことができ、
手話習得の近道となる。

また会おうな、お疲れさん。

イメージ 2



イメージ 1

イメージ 2