花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップの授業 #6 (2014.7~9月期)

8月6日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(7~9月期)第6回目の授業を開催した。

先週に引き続き、【色について】を徹底的に勉強した。

白、黒、赤、ピンク、黄色、緑、青、紫などの基本色は、テキストにも載っているが、
それだけではない細かな色の表現について、学んだ。

基本以外の色を表したい時、聴者は指文字で色を表現することが多い。
指文字で、色を表現しても、わかりづらく、イメージしにくい。
言葉にこだわるのではなく、伝わる表現を工夫してみよう。

例えば、ピンクの表現にしても、
赤に近いピンクなのか【赤←●ーーーー→ピンク】
中間なのか【赤←ーー●ーー→ピンク】
赤みのないピンクなのか【赤←ーーーー●→ピンク】

言葉や単語に頼らずとも、微妙な色の加減も表現できるんだよ。

同じ『黒』でも、真っ黒もあれば、グレーに近い黒などもあるよな。
工夫して表現してみよう。

服の色を表現してみてと、
みんなで様々な色の表現を工夫しながら勉強した。

後半は、【生活に関する】フリートーク

ペアルックってあり?という質問に対して、
苦手!という声が多い中、OK!なんていう生徒さんもいたよ。

オシャレな服ならいいけど…例えば、彼氏の名前がプリントされてるのはどう?(笑)

彼氏の顔がプリントされてるTシャツと
自分がプリントされているTシャツをお互いに着てるのは…どう?
それ、やりすぎでしょ(笑)( ̄▽ ̄;)

真面目と冗談を交えて、想像を膨らませながら、
それ案外いいかもね~なーんて盛り上がりながらのフリートーク

ここでのポイントは、単語や日本語にこだわらず、
自由な発想でイメージ表現してみること。

例えば、自分のTシャツに彼の顔がプリントされていて、
彼のTシャツに自分の顔がプリントされているという状況の表現。
単語にこだわらず、伝わる表現を工夫してみよう。

みんなは、シャワー派?お風呂派?
入浴時間は何分くらい?
まずどこから洗う?

オレさ、小さい頃はなにも考えてなかったけど、
今は頭から先に洗うんだ。 成長とともに経験しながら変わってきたよ。
上から下に流れていくわけだから、
頭→顔→体という順序で上から下へ順番に洗うようになったんだ。

そんな自然な会話で、楽しく学ぶフリートーク

生徒さんたち、前と比べて本当にスムーズに話せるようになったよな。本当に上達したよ。
これからもいろんな表現を身に付けて、いろんな話をしていこうな。

また会おうな、お疲れさん。


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