花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップの授業 #8 (2014.7~9月期)

8月28日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(7~9月期)第8回目の授業を開催した。


普段、運動してる?腹筋どのくらいできるの?
3回?10回?1回でも無理っっなんていう中で、30回OKなんていう生徒さんもいた。
日々、時間がないから出来ないなんて、それは言い訳(笑)。

この間さ、テレビでお金を支払って宿題をやってもらう、
宿題代行についてやってた。

宿題代行について、そんなのはダメ、認めない。
お金で解決するなんて、その子の今後の人生がダメになるよ。
そんな反対意見がほとんどの中で、10%くらい賛成意見もあるんだって。

さっきの腹筋の話と同じだよね。
時間が足りないからってのは言い訳だよな(笑)
朝の5分でも10分でもいいから、時間をつくって、腹筋やってみような(^∇^)


テーマ【動作】
会う、遊ぶ、集まる、押印、謝る⇔謝られる、
言う⇔言われる、怒る⇔怒られる、教える⇔学ぶ…

その中の【動く】という手話について。
本や辞書にのっているこの表現だけが、『動く』と覚えてはダメなんだ。

つまり、車が動くという文章のとき、動くという単語で『車/動く』ではない。
車が前に動いてる様子で、表現する。

『飛行機/動く』『心/動く』も『動く』という手話単語では、合わないよな。

他にも、5指のうち1つ取る表現⇒『選ぶ』もそうだよ。
例えば、『コーヒーか紅茶、選んで』という時、
本に載っているままの5指では、表現は合わない。
コーヒーか紅茶の2択の場合は2指でいいし、
洋服を選ぶときも、3つから選ぶなら、3指でいいわけだ。
たくさんの中から選ぶなんて時は、5指でいい。
状況に応じて臨機応変に使い分けることが大事だよ。

『乗る/降りる』も、電車、車、飛行機で使い分ける。
電車に乗る時は、立って乗るイメージだし、
車や飛行機はシートに座ることが乗るイメージだ。

だから、『車/乗る』と『電車/乗る』では表現が違う。
田舎の電車や新幹線だと、同じ電車でも座るイメージだよな。
状況に応じて表現を変えてみてな。

『隠れる』⇒顔を両手で隠す手話。
『授業中、先生に隠れて早弁をする』は、『先生/隠れる/食べる』ではなくて、
先生が向こうをむいたら、食べる、こっちを見たら、食べる動きを止めるという表現をする。
『隠れる』という手話は、ここでは必要ない。

向こうをむく⇒食べる、こっちを見る⇒止める、
という繰り返しの表現を実際にやってみると…

アレ?生徒さん、見ると食べるが同時にになっちゃったりしてさ(^∇^)
それは、ないないって(笑)

最初は難しいけど、慣れて身につけることだよ。
練習の為、たくさん表現して繰り返し、CLイメージトレーニング頑張ってな。

また会おうな、お疲れさん。


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