花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室入門の授業 #1 (2014.10~12月期)

10月7日、よみうりカルチャー川崎手話教室
入門クラス(10~12月期)、第1回目の授業を開催した。


CLトレーニング【座席の表現について】

電車の座席の表現は、向かい合ったシートが手前から奥に続いているように表す。
座席の混み具合を表すのも、『人/たくさん』ではなく、
人がひしめき合っている様子を手で表し、それが車内の奥まで続いてるように表現する。

逆に、車内が空いていて、人がまばらに座っている様子は
『人/少ない』ではなく、座っている人の数を少なくすることで、その様子を表す。

コンサートの観客席、映画館、野球場、サッカー場それぞれ座席が違うよな。
ただ単に椅子とだけ表すのではなく、その場所、場面に合った座席を考え、
そして混んでるのか、ガラガラなのかの表現も工夫すること。

行列も、どんな様子かそれぞれ違う。
行列なのか、長蛇の列なのか、
階段の上から下まで並んでいるのかによっても表現は変わるよ。
どんな様子かを見たままそのままに表現しよう。

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CLトレーニング【情景表現】

・夜の海に、満天の星
・都会のビルの隙間から見えるまばらな星
・山のふもとに川が流れ、トンボが飛び、蝶が舞う
・鳥が水面近くの魚を見つけ、急降下して魚を捕まえる
・台風で、家が飛ばされる
・UFOから光りがさし、宇宙人が降り立つ
宮本武蔵佐々木小次郎の火花散る真剣勝負

いろいろな情景を、伝わるように工夫することが大切だよ。
目線、病状、向きなどにも注意してな。

頭から日本語を捨てて、単語や、日本語にこだわらず、
そのシーンを見たままに表現すること。


今期も心機一転、楽しく頑張ろうな!
また会おうな、お疲れさん。


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