花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップの授業 #4 (2014.10~12月期)

10月30日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(10〜12月期)4回目の授業を開催した。


テーマ【絵文字】

生徒さんひとりひとりに、絵文字を書いてもらった。
その後、その絵文字のイメージや意味をみんなで確認。

イメージと少し違うのもあったけど、 みんなほぼイメージは共通してた。
このイメージの勉強って、すごく大事なことなんだよ。

コミュニケーションするうえで、手話も日本語も、イメージってとても大切だ。

相手とのコミュニケーションのズレを減らすためには、
イメージなど 表現の工夫をすることが重要。
ズレを減らすためには、
イメージ力や想像力、相手の気持ちを理解することが、必要なんだよ。

でもイメージは、人それぞれで、自分と違うイメージを持っている場合だってあるよな。
そういう時は、『へー。そうなんだ、そういう見方もあるんだ』
と、いろんな考え方を知るということも、大切な勉強なんだよ。

自分の見方や、考え方だけじゃなくて、
幅広い視野で物事を考えたり、想像することが大切だよ。

手話講師をしていると、まれに、考え方の珍しい個性的な人に出会うことがある。
個性が強く、一般的な考え方や、ものの見方が少しズレている人もいるんだ。

でも、個性が強いのは、ダメなわけではない。
個性は尊重する、そのままでいい。
その個性にどんどんプラスして、その人も視野を広げていけばいいんだと思う。

個性を壊すのではなく、そのままにプラスしていく方がいい。

逆にオレ、そういう人と出会うことで、人生いろいろ気づかされることがあるよ。
いろんな人と会い、自分の視野も広がるよ。

もちろん個性的な人ばかりではなく、
イメージというものは、だいたい共通してるよな。
絵文字の(^∇^)なら→笑顔だし、(T-T)なら悲しい、m(__)mすみませんなど。
基本、イメージはほぼ共通するよ。

絵文字だけでコミュニケーションするという、イメージや想像力の勉強をした。
言葉や日本語に頼らず、絵文字だけで気持ちや状況を伝えることができる。

表現の工夫、読み取りの工夫をすることで、手話の向上につながるよ。
工夫してみてな。


また会おうな、お疲れさん。


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