花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

都立つばさ高校 試験

都立つばさ高校で、先先々週から手話の期末テストを実施している。

普通、期末試験は1回だけど、
読み取りテスト、手話表現テストと2週にわたって、試験をしたよ。

テスト内容は、オレが手話で質問するから、
それに対し手話で答えてもらう質疑応答形式のテストだよ。

名前は?趣味は何?家族は?お父さんとお母さんどっちが好き?
犬と猫好きなのはどっち?好きな色は?などと、
一人一人の質問が違うんだよ。

名前は?という最初の質問だけは同じだけど、
その後はランダムに質問する。

例えば、好きな色は?いう質問がわからなかった場合は、
いろんな色を指して、この色?あの色?などと誘導してあげると、
質問が理解できる。

何歳かを質問しているのに、
趣味は何?と、聞かれたのかと勘違いする生徒もいる。

色にしても、歳や趣味にしても、
コミュニケーションしながら、自分のズレに気がつくということが大切なんだよ。
間違えたことに気がつき、そのズレを修正することが重要だよ。

次回、学校で申し込んでいるNPO手話技能検定試験4級があるから、
その対策として、単語指導もしている。

テストについては、読み取りと手話表現テストだけではなく、
『金の斧、銀の斧』の物語の一部分をCLで表現してもらい、ビデオ撮影したんだ。

それをオレがチェックし、 表情や表現力も加点対象となり、
総合点を計算し、学期末の評価する。

みんな頑張っていたよな、すばらしいよ。
レベルアップしたなと本当に感じるよ。

高校は、1クラス40人近くいて人数が多いから、手話指導にも工夫が必要なんだよな。
授業を聞いてない生徒も中にはいるから、
いかに興味を持って聞いてくれるか、レベルアップにつながるかが重要なんだよな。

今回は、5チームにわけてのトーナメント戦を行った。
1チーム7、8人で、A~Eまでの5チームを作る。
1人づつ出てきて、オレが表現する単語カードを取るカルタ方式のトーナメント戦だ。

負けたくないと燃えるから、みんな目がキラキラ輝いて、 かなり盛り上がってたよな。

遊びながら集中でき、レベルアップにつながる良い勉強ができたと思う。


みんなお疲れさん。

NPO手話技能検定試験、頑張ってな。


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