花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー自由ヶ丘手話教室入門の授業 #3 (2015.1~3月期)

3月2日(月)、よみうりカルチャー自由が丘にて、
第3回手話教室入門クラスの授業を開催した。


テーマ【CL表現トレーニング】

CLを使って、情景の表現方法を学ぶ。

例えば、山/雲/川/橋/草/田んぼ/家/を、単語で覚えるのではなく、
まるでそこに田園風景が広がっているように表現してみる。

山々が広がり、雲がうかび、山のふもとには川が流れ、
そこには橋がかかっている。
その奥には、田んぼがあり、家がぽつんぽつんと建っている。
風が吹き、草花が揺れ、ちょうちょやトンボが飛び交う…
そんな田園風景をイメージし、表現してみる。

単語で覚えようとするのではなく、
CLでイメージしながら、
位置、奥行、空間、動きなどを考えながら関連づけて覚えるのが大切だよ。

田園風景の特徴としては、山や川、田んぼに、
ちょうちょなどの自然、そこに家と家が離れて建っているイメージだよな。

それに比べて、
家が密集していて高層ビルが立ち並ぶのが、都会のイメージだ。
それをイメージしながら表現してみよう。

同じ『雲』という単語でも、
季節によって、CLでは細かく表現が変わるんだよ。

例えば、真夏の雲は、モクモクとした入道雲だし、
秋の雲はうろこ雲など、季節によって特徴的な雲があるよね。
季節に合わせて表現を変えることもポイントだよ。

季節も、『季節』とだけ単語で覚えるのではなく、
暖かい→春、暑い→夏、涼しい→秋、寒い→冬と、関連づけて覚えよう。
手話表現は同じでも、表情によって、季節なのか気温なのかを区別しような。

これから、少しづつ表現を習得していこうな。


また会おう、お疲れさん。


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