花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップクラスの授業 #12 (2015.4~6月期)

6月25日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(4月~6月期)、第12回目のラストの授業を開催した。


テーマ【発表会にむけて】

先週のレッスンテーマだった「良い夢/怖い夢」について、
発表会で取り上げてみようという話をした。

このステップアップクラスは、
発表会が初めての生徒さんばかりだから、
イメージが沸かない人が多いのも無理がない。

はじめは、イメージがつかめなくても、
やっていくうちに少しづつ、
意味やイメージを掴むことが出来るから大丈夫。

表現は、言葉にこだわり過ぎても、ダメだよ。

手話表現にこだわり過ぎると、余計にわからなくなるんだ。

手話単語ばかり表現しても、
観客側も、見ていてよくわからない。

シンプルに表現する事が、大事なんだ。
でも、それが1番難しい事だと思う。

手話単語を駆使して、表現するのではなく、
体から発するシンプルな表現が、
1番見ていてわかる、伝わるんだよ。

伝え方、それが大事なこと。

伝えようと説明しすぎると、
相手は混乱し、逆にわからなくなる。

シンプルに端的に表現することで、
観客の想像力を刺激し、
次は何だろう?と、
想像力をかきたてドキドキと楽しませながら、見てもらうこと。

そういう表現力を、磨いて欲しい。

つまり、リズム、間、強弱などで、
伝わる印象や面白さが変わるんだ。

ただ単に、淡々としたリズムで表現するだけじゃ、
臨場感は伝わらない。
同じリズムではダメなんだよ。

映画のワンシーンのように
スピードをつけたり、
動きをスローモーションにすることで、
恐怖感を強調できるし、臨場感を表現してほしい。
難しいテーマだよな。


このクラスの生徒さん、
発表会に参加するってこと、ひとつのチャレンジだよな。

この発表会をステップとして、
手話の益々な向上に期待してるよ。

発表会、オレ楽しみにしてるよ、頑張ってな。


また会おう、お疲れさん。


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