よみカル川崎手話教室入門クラスの授業 #5 (2015.7～9月期)

8月4日、よみうりカルチャー川崎

手話教室入門クラス、第5回目の授業を開催した。

体験の方が来てくれたので、自己紹介からのスタート。

テーマ【空書／図形】

生徒さん２人づつ前に出てきてもらい、
オレが空書で図形を描くので、
1人がそれをそのまま模倣し、
もう1人の生徒さんに表現してもらった。

しっかり図形を読み取ること、
そして、正しくそれを同じに表現すること。

空書は、慣れるまでなかなか難しいよな。

読み取りできなかったり、
読み取れてるのに、表現でズレてしまったりといろいろだった。

体験者さんは、

この図形読み取りも表現もよく出来ていたようだ。

手話が全くの初めてなのに、文字の空書もよく読み取れる。

空書は、書き手と読み手で、文字が反転するので、
慣れるまで読み取るのは結構難しいんだよ。

何か、やってた？って聞いたら、
大学の時、美術をやってたんだって！

絵が上手い下手ということは、関係なく、
空間認識力が訓練されてるんだなと思ったよ。

空間のバランス感覚と、対象物をしっかりと捉える力が、
基礎として身についてる。

これからそれをより引き出せるように、

みんなと一緒に磨いていこうな。

【手話表現／動作】

切る、比べる、決心、ころぶ、答える、断られる、壊れる、サボる、

集中する、座る、捨てる、助ける、止める、増える…など。

増えるの場合、人が増える、お金が増える、

髪の毛が増えるなど、増える対象物で、表現が違うから注意すること。

単語で覚えるのではなく、

いろんな表現を臨機応変に使い分けることがポイントだよ。

また次回会おうな、お疲れさん。