花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

結果発表/翻訳チャレンジ #11

翻訳チャレンジ 優秀者発表!

第11回 読取り翻訳チャレンジ #11(H30.1.28)

お名前               wwcさん
獲得ポイント      7point

【講評】
ひとつひとつの単語をしっかりと落とさず読み取っていましたね。
間違いの多かった娘と妹の違いや、終演後出会うまでの様子をきちんと翻訳出来ていたと思います。

【減点対象】
出演後の会話で
「とてもよかったよ。舞台の上に立っているのがとてもよく似合ってる!」
ここでの翻訳について、腕を叩く→上手であったという賞賛の意ですので、
似合うという表現よりも、うまい・上手・ベテランのような訳だとなおよかったかと思います。

時間が遅かったことが、マイナス。スピードと正解さも重要だよ。

しっかりとした読み取りと、日本語文章力もありますね。
これからも手話頑張ってください。

次回、更なる高得点を狙ってください。
おめでとうございます!

wwcさんの翻訳】
職場で隣りに座っている女性から驚く話を聞いたんだ。

彼女には妹がいて、その子の高校の同級生に不真面目で遊んでばかりで、タバコも吸っていた女の子がいて、彼女のことはよく覚えていたそう。
卒業してから10年くらい経ち大人になり、妹さんは職場の友達から
「舞台を観に行かない?」と誘われ「うん、いいよ。」と一緒に観劇をしたらしい。

劇を観ていると出演者の中に見覚えのある顔が・・・
あのクラスメイトの女の子に似ている!?ん、違うかな。
確認しようとパンフレット見ると、
あっ!やっぱり名前も同じ、顔も一緒だ!!えー、本当!?

舞台の上の彼女は、昔の適当だったあの頃からは想像できないくらい変わっていて、
とても熱心に演じていて、つい見惚れてしまった。
時間が経つのを忘れるほど魅入ってしまい、あっという間に終演。予想外でびっくりした。

終わってからロビーに出ると、出演者たちが並んでいた。
お客さんの人ごみの中を歩いていると彼女を発見。近づいて

「ねえ、私のこと覚えてる?」
「えっ?」
「私よ私。斜め後ろに座ってた」と説明すると、彼女は前の記憶をたどって 
「あー!思い出した!!」
「ねえ、すごいじゃない!高校の頃は適当で、タバコも吸って、遊んでばっかりだったのに、今は舞台に立っていて!!想像つかなかった!」
「うん、まあね」
「とてもよかったよ。舞台の上に立っているのがとてもよく似合ってる!
時間が経つのを忘れるくらい面白かったよ」
と伝えると彼女は少し照れくさそうに「ありがとう」と。
「また観に行くから、がんばってね!」
「うん、ぜひ来て来て!」
「ねえねえ、これから飲みに行かない?」
「うん、行く行く!」
その後二人の話はとっても盛り上がった、という話を聞いた。

本当人生っていろいろで、想像できないことがあるよね。
俺も同じ。高校の頃を知っている人には、今の姿は想像できなかったっていろいろな人によく言われる。
人生ってわからないから面白いね。


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