花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

高校 学期末試験

オレが教えている高校では、今週、学期末試験があり、
もちろん手話の試験もある。


試験内容は、手話の読み取りテスト、表現テスト、数字や指文字、単語などに関するテスト。

4月から今までの学習を見るための試験だ。

住所は?家族は?という質疑応答を、
ひとりひとり生徒個人に出題する。

よくある間違いの中には、住所は?という質問に、家族は◯◯人ですと答えたり…

逆に、家族は?の問いに、◯◯区と答えたりもする。

また趣味は?と聞いたことに対し、歳を答えたりもする。

表現してもらうことによって、間違いやずれがあることがすぐにわかる。

手話は、コミュニケーションのキャッチボール、間、リズムというものがとても重要で大切なんだ。

そこがとても大事だということ、忘れないで欲しい。


それから、単語のテスト。

手話検定試験の4、5級レベルの単語カードを、見えない状態でひとりづつ引いてもらい、
その単語カードの手話表現をしてもらう。

そのカードには、簡単な単語から、難しい単語までランダムに入っている。

簡単なカードを引いた人は、ラッキーなわけだが、
それも1つの人生の『運』ということだ。

スポーツ、仕事、人生において、運というのは、切り離せない。

『運も実力の内』というように『運』も味方につける、
そんなこともさえも大切なんじゃないかと感じてる。


成績表は、100点満点の内、テスト評価が80点、残りの20点は内申評価なんだよ。

授業への意欲とか、授業態度や、取組などの内申で
20点がプラスになるかマイナスになるかが、決まるんだ。


高校は生徒数が多いから、短時間の中でいかに深く指導するということは、
とても難しく大変なことなんだよね。

オレもすごく模索してきたけれど、
長い講師生活の中でいろいろなことに気付き、
そしてその中で、発見したり、たくさんのことを学んだ。

そして努力次第で、
これからも発見し続けるだろうな。

生徒たち、よく頑張ってたな。

この成長、楽しみだな。


生徒だけが考えるのではなく

自分も、生徒と一緒に考え、みがき…

そして成長していきたい。

一緒に頑張ろうな。

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