よみうりカルチャー手話教室ステップアップの授業 #2 (2014.4～6月期)

4月17日、よみうりカルチャー川崎手話教室

ステップアップクラス(4～6月期)の授業、第2回目を開催した。

【数量、大きさ、多さなどの表現について】
☆大きい→物の形・容積・面積など (⇔小さい)
☆多い→量・数が多い(⇔少ない)
☆たくさん→多い様子・多すぎること(⇔少し)

『大きい・大』という手話で表すよりも、

その形や数量をイメージし、大きいのか、多いのか、

たくさんなのかということを、区別して表現をしてほしい。

例えば、人がたくさんいる状況を表現するには、

ただ単に『人＋たくさん』という手話表現ではなく、

・電車内が満員なのか、
・店に行列してるのか、
・会場が混雑しているのか、
・スタジアムが満員なのかで、
その様子、イメージに合った表現に変える必要があるよ。
そのときの状況に一番適した表現を選んで、表してほしい。

【広い⇔せまいの表現】
部屋が広いのか、公園が広いのかでも、

屋内と屋外では広さの表現が違うので注意してほしい。

生徒さんの部屋は、どのくらいの広さ？と質問したとき、
『普通です』という答えがあった。
『普通って、なに？？？(笑)(*^^*)』
人のイメージや感覚は、それぞれだよ。
ちなみに部屋の広さを確認してみたら、4畳という答えだったけど、
他のみんなは大抵が6畳という答えが多かったな。

人の『普通』っていう感覚ってそれぞれ違うよな。

だから、その人にとって『普通』であっても、

他の人には『普通』とはかぎらないよね。
手話表現の時は、特にしっかりと表現してみような。

また来週お会いできることを楽しみにしてるよ。

お疲れさん。