よみうりカルチャー手話教室ステップアップの授業 #6 (2014.4~6月期)
5月15日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(4~6月期)の授業、第6回目を開催した。
【電車の『各駅停車』『 急行』『特急』の表現について】
『駅/停まる/電車』・ 『急ぐ/電車』・『特に/急ぐ/電車』と、
【電車の『各駅停車』『 急行』『特急』の表現について】
『駅/停まる/電車』・ 『急ぐ/電車』・『特に/急ぐ/電車』と、
日本語での単語表現では、伝わりにくい。
日本語で表そうとするのではなく、例えば各駅停車の場合、
左手のひらの上で、電車に見立てた右手を進ませながら、「とまる」を細かく繰り返す。
それに対し「急行」なら、
電車に見立てた右手を進ませながら「とまる」の間隔をあけて表現し、
「特急」なら、よりその「とまる」間隔を離して表現すればよい。
表現はそれだけじゃなく、大きな駅に停まるとか、早さで違いを表したりと、
日本語にこだわらず、イメージで表現することが大切だよ。
「ホーム」も指文字で表す人多いけど、
日本語で表そうとするのではなく、例えば各駅停車の場合、
左手のひらの上で、電車に見立てた右手を進ませながら、「とまる」を細かく繰り返す。
それに対し「急行」なら、
電車に見立てた右手を進ませながら「とまる」の間隔をあけて表現し、
「特急」なら、よりその「とまる」間隔を離して表現すればよい。
表現はそれだけじゃなく、大きな駅に停まるとか、早さで違いを表したりと、
日本語にこだわらず、イメージで表現することが大切だよ。
「ホーム」も指文字で表す人多いけど、
東京駅や秋葉原のような大きな駅の場合、「ホーム」といってもたくさんあるよね。
位置や場所、空間をつかってCLでどのホームなのかを、的確に表そう。
後半は喜怒哀楽の表現、翻訳について。
「彼/プライド/高~い」とオレが表現し、生徒さんは「彼はプライドが高い」と翻訳。
良く見て、オレの表現は
「プライド/高~い↑」なんだよ。
つまり、「プライドが高い」じゃなくて「プライドが非常に高い」と翻訳してほしい。
とても/非常に/はなはだしく/かなり/すごく…などの
位置や場所、空間をつかってCLでどのホームなのかを、的確に表そう。
後半は喜怒哀楽の表現、翻訳について。
「彼/プライド/高~い」とオレが表現し、生徒さんは「彼はプライドが高い」と翻訳。
良く見て、オレの表現は
「プライド/高~い↑」なんだよ。
つまり、「プライドが高い」じゃなくて「プライドが非常に高い」と翻訳してほしい。
とても/非常に/はなはだしく/かなり/すごく…などの
副詞をいれて、強調してほしいんだ。
「とても/高い」と表現しなくても、手話の場合は表現ひとつで、
「とても/高い」と表現しなくても、手話の場合は表現ひとつで、
強弱をつけることができる。
少しか、かなりか、とても…なのか表し方で違いを出せる。
そこをちゃんと読み取ることが翻訳なんだよ。
面白いのがさ、日本語の感覚って人それぞれなんだなって。
とても/非常に/はなはだしく/かなり/すごく…←これどれが最上級?
最上級は、かなりって言う人や、非常に、ものすごく…などまちまちで、
少しか、かなりか、とても…なのか表し方で違いを出せる。
そこをちゃんと読み取ることが翻訳なんだよ。
面白いのがさ、日本語の感覚って人それぞれなんだなって。
とても/非常に/はなはだしく/かなり/すごく…←これどれが最上級?
最上級は、かなりって言う人や、非常に、ものすごく…などまちまちで、
人の持つイメージってバラバラなんだなーと思ったよ。
それに比べて手話は一目瞭然、強弱レベルは見ただけでハッキリわかるよな。
つまり翻訳は、どれをチョイスするかでニュアンスが変わってしまうから、
それに比べて手話は一目瞭然、強弱レベルは見ただけでハッキリわかるよな。
つまり翻訳は、どれをチョイスするかでニュアンスが変わってしまうから、
手話にどこまで日本語で近づけるかが重要なんだよ。
また来週、会おうな、お疲れさん。
また来週、会おうな、お疲れさん。