よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップの授業 #2 (2015.1～3月期)

1月15日、よみうりカルチャー川崎手話教室

ステップアップクラス(1〜3月期)第2回目の授業を開催した。

テーマ【駅】

駅を覚えるとき、駅名だけではなく、

CLを含めてわかりやすい表現をして欲しい。

例えば、ＪＲ山手線の場合、「山／手／電車」ではなく、
電車でぐるっと一周する山手線の路線図を描くように表現する。

中央線も「中央／電車」ではなく、

ぐるっと一周した山手線の中央を通る路線で表現し、
京浜東北線も青、水色のイメージで、

山手線の路線に沿って斜めにぬける路線を描く。
東横線は、山手線渋谷の位置から横浜方面への路線図を伸ばす。

駅名の表現を覚えるだけじゃなく、

その地図上の位置関係なども頭に入れてCL表現すると、

より伝わる表現となるんだよ。

例えば、相手が恵比寿という手話がわからなかったり、

恵比寿がどこかわからなくても、
山手線渋谷の次の駅のこのあたりと、

「恵比寿」がわからなくても説明ができる。

「品川」は、渋谷から5つめで、この辺り、
「新宿」なら渋谷から上の方へ3つ、他路線に乗換えができると表現することで、
路線図のイメージを使い相手にわかりやすく伝えることが出来る。

路線図を頭に入れ、表現方法をこのように工夫することで、
駅がわからなくても伝わる表現ができるんだ。

普段生活の中で、地図、位置、イラストなど、

何気なく見ていることでも、頭に入れておくことが大事だよ。
より伝わりやすい工夫を磨いてな。

また会おうな、お疲れさん。