よみうりカルチャー川崎手話教室ステップアップの授業 #5 (2015.1～3月期)

2月5日、よみうりカルチャー川崎手話教室

ステップアップクラス(1〜3月期)第5回目の授業を開催した。

今回、体験の方が来てくれた。

生徒さん同士で名前、趣味、家族などのフリートークをしたよ。

その中で、手話を始めたきっかけは？という質問があった。
その体験者さんは、ろうの友達がいるんだって。

どういうつながりで友達になったのか、オレ質問してみたよ。

そのろうの友達は、娘さんの男子同級生のお母さんなんだって。
そのお母さん、ろうということだけじゃなくて、
なんと、日本人と結婚してこっちで生活してるドイツ人！

じゃ、その息子は、コーダなんだね。
コーダって、わかる？

知らない人が多いから説明すると、
ろうの親を持つ、聴こえる子供の事を言うんだよ。
Children of Deaf Adultsの頭文字でコーダ(Coda)だよ。

ドイツ人の母親は、日本の手話をよくわからないんだって。
そういう場合は、ＣＬがいい。

手話は、各国で違うからな。
それと比べて、身ぶりやCLは世界共通だ。
日本の手話がわからなくても、身ぶりやCLなら通じるよ。
そしてそれには、表現力や工夫力がとても重要だよ。

それから娘さん、その同級生の男の子のこと、好きなんだって！

母親として、すごく応援してるんだって。
でもお父さんは、反対してるんじゃない？って聞いたら、

父親も娘の恋愛を応援してるんだって。

もしオレだったら…娘取られるの嫌だと思うから、

認めたくないだろうなぁ…って思うけど。
お父さん考えが広いな（笑）

そんなきっかけで、世界と手話がつながっていくこと、いいよな。

みんなもこれから、架け橋になるよう頑張ってな。

また会おうな、お疲れさん。