花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー自由ヶ丘手話教室入門の授業 #2 (2015.1~3月期)

2月16日(月)、よみうりカルチャー自由が丘にて、
第2回手話教室入門クラスの授業を開催した。


前回の基礎単語の復習からスタート。
みんなよく覚えていたよ。

この基礎単語カードの中にもあり、
これからも授業でよく出てくる「CL法」について、学んだ。

CLと、ジェスチャーの違いについて説明したよ。

例えば、バナナ。

〇手話でバナナは、
左手はバナナをにぎる形をして、右手で皮をむく動き。

ジェスチャーでバナナは、
ゴリラの真似。
バナナを食べる様子。
その他に、道に落ちているバナナの皮に滑って転ぶ様子などを、全身で表現。

〇CLで、バナナを表現すると、
黄色、大きさ、形。バナナを食べる様子。
バナナの皮に滑って転ぶ様子を、両手だけで表現。

簡単に言えば、
ジェスチャーは、体全体を使い、自分自身が動いて表現する。 
体全体で表現するので、子供ぽい表現。

CLは、上半身または手と表情、視線などを使い、
体全体は動かさず表現するもの。大人の表現。

レストランなどで、会話するのにジェスチャーは、ちょっとやりにくよな。
他のお客さんの注目を浴びてしまう(笑)

そんな時には、CLなんだよ。
CLは手話がわからない人にも通じるから、
是非これから習得してほしい。

手話で、「ぶどう」という単語は、1つしかない。
でも、実際には「ぶどう」といっても、巨峰もあるし、
マスカット、小さいぶどう(デラウェア)などの種類もいろいろあるよね。
CLでは、この違いを表現できるんだよ。

手話単語にこだわるのではなく、
CLを身につけ、イメージの伝わりやすい表現を磨いてな。
テキストには、載っていないCL表現、これから、少しずつ、学んでいこう。


また会えるのを楽しみにしているよ。お疲れさん。


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