花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

産経学園マナマナ(横浜)初級クラスの授業 #1 (2015.3~5月期)

3月4日、産経学園マナマナ(横浜)初級クラス第1回目を開催した。


テーマ【手話表現と意味について】

★4指(または人差し指)を立て、人差し指側で頬をなでるように、前に向かって動かす。

★握りこぶしを鼻につけ、外側に動かす(ポ)

★顔の横に手を立て、ヒラヒラと返しながら上にあげる

★右の人差し指で左の手のひらをグリグリと押し、押された左手のひらが向こう側に倒れる。

これらの手話表現の意味わかる?

この手話は=この日本語…と、
日本語や単語で、簡単に意味を教える学習方法では、身につかないんだ。

表現を見て、それはどんな意味をもち、どんな場面で使うかを
自分で読み取って、理解し習得してほしい。

なぜなら、手話の意味は、ひとつだけではない。
自分自身で、意味を見つけ理解することが、大切なことだよ。


前後の流れでも意味は変わるし、表情でニュアンスも変わるんだ。

場面によって、表現を使い分けて欲しい。

手話の意味はひとつではないんだ。
だから、話し手のイメージを壊すことなく、
その人が表現したい一番近い言葉を選ぶことが大切なんだよ。

とても難しいことだけど、翻訳ってそう言う事なんだ。

生徒さんにはまだこの手話の日本語訳を、教えてない。

でも、生徒さんたち、
例題文章からよみとって、しっかりと意味を理解してくれたよ。

この手話は、とてもよく使う表現だから、きちんと理解して習得して欲しい。
難しいけど、これはいい勉強だよ。

自分でもこの表現をいれた短文を考えてみてな。


また会おうな、お疲れさん。


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