花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル自由が丘手話教室ステップアップ月曜日クラスの授業 #1 (2015.4~6月期)

4月13日、よみうりカルチャー自由が丘、
手話教室ステップアップ月曜日クラス(4月~6月期)を開講した。


今まで、自由が丘では、入門だけだったんだけど、
今週からステップアップクラスが、月曜日と土曜日にスタートしたんだ。

土曜日クラスは開講決定したんだけど、
月曜日クラスは、なかなか人数が集まらなくてさ、
開講できないかと、本当に心配してたんだ。

でも、お陰様で想像以上に集まってくれて、開講することができたよ。
本当に嬉しかった、ありがとう。

初めて顔合わす生徒さん、某教室から来てくれた生徒さん、
そして、わざわざ横須賀から通ってくれる生徒さん、
たくさんの方、皆さん遠くから集まってくれてありがとう。

初顔合わせなので、自己紹介。
最初だからか、みんな緊張してて、固まっていたよね。
もっと、リラックスしようよ(笑)

いろんな冗談言って、和んだところで初授業スタート!


テーマ【パンの種類】

好きなパンって何?
1人づつ表現してもらった。

パンという手話はあるけど、
実際は、いろんな種類がたくさんあるよな。

エビみたいで、熱いのも、冷たいのもある。
と、説明した生徒さん。

ん?エビ?σ(^_^;)? 熱い?冷たいパン?

いろいろ想像し、もしかしたらクロワッサン?と聞いてみたら、
正解だった。

CLでは説明の仕方も、とても重要なんだよ。

説明をする時のポイント
①形
②質感(柔らかさなど)
③大きさ
④色
⑤食べた時の状態や様子

このポイントを考えながら、イメージを工夫して表現して欲しい。

例えば今回の例でいうと、
「エビ/みたい」という
エビという手話単語ではなくて、
言うならば、エビの形を表現して欲しいな。
クロワッサンの特徴ともいえる、層になっていて、三日月のような形。
それを表現して欲しい。

それから、熱い時も、冷たい時もある。
この説明で、ますます伝わらなくなってしまったんじゃないかな。

パン屋に置いてあるクロワッサンは、基本、常温だからね。

例えば、有名なチョコクロワッサンのお店もあるよな。
チョコがとろんと口に広がるイメージはあっても、
熱いって、イメージとは違う。

肉まんの場合は、熱ってイメージあるけど、
クロワッサンからはイメージしにくい。

温度に対しての的確な表現も大切だよ。
そのパンを食べたとき、チョコが口の中でとろけ、
中はフワフワ、外側はサクサク。
食べるとパンのかすがポロポロ落ちる…
というイメージを表現してみよう。

言葉にこだわる必要は、ないよ。
イメージで、伝えてみような。

伝わる表現力とは、説明の仕方も大事なんだ。
ポイントをふまえて、覚えていこうな。


新しいクラスでのスタート、一緒に楽しく頑張って行こうな。
来てくれて本当にありがとう。

これからも、よろしく!

また次回会おうな、お疲れさん。


イメージ 1





イメージ 3

イメージ 2