花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル自由が丘手話教室ステップアップ月曜日クラスの授業 #5 (2015.4~6月期)

6月8日、よみうりカルチャー自由が丘手話教室
ステップアップ月曜日クラス(4月~6月期)第5回目の授業を開催した。


テーマ【CL表現学習】

いくつかのグループに分かれ、
各グループごとにテーマを決めて、CL等学習。

地震東京タワー、ビル、家など、建物による地震の揺れの違い、
揺れ方についての表現を考え表現。

【ハチ公】渋谷ハチ公前をテーマに表現。

ポイントは、ハチ公像の高さ。
人の足元にハチ公像が置かれているのではなく、
銅像なので、人の頭くらいの位置に像は建っているよな。

人と像の位置に注意して表現しよう。


ハチ公前で待ち合わせし、
そこでまずハチ公と記念撮影…【◎】カシャ!!

と、生徒さんが表現。

(; °_°)エ?・・・そこで記念撮影するの?日本人で?
そのシチュエーション、外国人観光客だったの?
それとも田舎から出てきた人なの?

うーん(; ̄ー ̄)そこまで考えてなかった…と、生徒さん。

数年前にアメリカで「ハチ公」が映画化され有名になったから、
その影響で外人が記念撮影するのはわかるけど…
 東京にいる人は、まずハチ公には興味ないでしょ。
東京の人じゃなくても、ハチ公と記念撮影なんて、撮らないんじゃない?(笑)

ただなんとなく表現するのではなくて、
そういう背景や設定を考えた上で、表現した方が良い。

待ち合わせのシーンも、すぐ出会うのではなくて、
探したり、すれ違ったりする表現などを盛り込んだ後に、出会うとした方が、
リズムや間があって良いよ。

ストーリーを作る上で大事なことは、
一人一人の個性、設定、位置関係、リズム、動きまで考えて、表現しような。

【山】
登山する様子を表現。

ただ登るだけではなく、下ったりまた登ったり、滝や崖など表現を工夫。

最後尾の人を、先頭の人がサポートしに行く時には、位置に注意しような。
山は平坦ではないので、先頭の人は、最後尾の人より山の上の位置にいるので、
下がってくる表現にすること。

遠近だけじゃなくて、3Dのように奥行も考えて表現してみよう。

流れも工夫してあって、良かったよ。
想像力を膨らませて、ストーリーにもっといろいろと盛り込もう。

例えばさ…
登山していたら、後ろの人が、「助けて~」ゴロゴロと、転がり下まで滑落。

メンバーが上から見ても見当たらず、
急いで携帯で救助ヘリを要請。
ロープで吊り上げ無事救出!
など。

今回は難しいテーマだったよな。

CL表現だけじゃなく、たくさんのアイディアや、想像力を使って、
いろいろ盛り込み、短時間でストーリーを作ってみよう。

真面目も、もちろん大切だけど、遊び心を持って、想像力を磨いていこうな。


また次回会おう、お疲れさん。


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