よみカル川崎手話教室入門クラスの授業 #1 (2015.7～9月期)

7月7日、よみうりカルチャー川崎

手話教室入門クラス、今期第1回目の授業を開催した。

テーマ【天候、自然、環境】

１つ１つの単語を覚えるということだけじゃなく、
表現方法の工夫も含めて勉強した。

例えば、雪という表現について。

雪の降る動きや速度は、降雪量に比例する。

ゆっくり降る表現であれば、少ししか雪は積らない。
雪の降るスピードを早くすれば、大雪をイメージでき、
それに合わせて地面に積もる速度も早くなる。

その積もった雪の上を歩けば、
ズボッズボッと深く足が取られ、
足跡も雪に、深く残る。

積雪量が少なければ、
足が取られることなくスムーズに歩け、
足跡も深くはならない。

降雪量の違いは、

速度、動き、積もる速さ、歩く速度、表情などで区別でき、

幅広い雪の表現が出来る。

滝も、ただ単に「滝」という単語を覚えるだけじゃなく、
その滝がどんな状況なのかの表現も合わせて考えよう。

滝に打たれる滝修行もあれば、
滝の裏側通路から見る滝もある。
また、正面から眺め見下ろし、写真をとったりする滝もあるよな。

視線や空間をうまく使い、
いろいろな方向、角度から滝を工夫し表現しよう。

単語をただ覚えるだけじゃなくて、表現を工夫し考え、
自分の力を引きだすことが大事な学習だよ。

今期も3ヶ月間、よろしく。

また次回会おうな、お疲れさん。