花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

マナマナ横浜手話教室ステップアップ日曜日クラスの授業 #2 (2015.7~9月期)

7月26日マナマナ横浜(産経学園)にて、
手話教室ステップアップ日曜日クラス第2回レッスンを開催した。


テーマ【間違いやすい手話表現】

発表会に向けて、
みんなでテーマに沿って、考えるという勉強をしたよ。

似ていて、間違いやすい手話表現を考えてみる。

例えば、犬とウサギは手話が似てるので、間違いが多い。
その他にも、美味しいと大切なども間違いやすいよな。

表現は似ているけど、意味が違う手話はたくさんある。

似ている表現だからこそ、
意味を勘違いし、ズレが生じる事がある。

例えば、こんなシュチュエーション。

A「手話は、表現を真似ることが大事だよ。真似て!」
と言ったのに対し、
B「え?バカだって?
手話、出来ないからバカ?下手くそ!って意味?」
と、ショックを受ける人がいる。

真似るとバカは、似ている手話表現だ。

Aは、真似て、と言ったのに、
Bはバカだと言われたと受け取った。

読みとり間違いをし、そこで二人の間には、ズレが生じている。
勘違いしていることにも気がつかず、そのままそう思い込んでしまう。

生徒さんにも今まででそんなズレを経験したことはないかと、質問してみた。

そんな中、「ポ」と「得意」についての話があった。

「この料理美味しい/ポ」と言われ、「そう、得意なの!」と。

ポは、得意と表現が似ているからよく間違えるけど、 意味が違うよな。
日本手話特有の「ポ」は、得意とは全く意味が違うから、注意してな。

手話を学習していると、
今までにそんなズレを経験したことがあると思う。
その間違いやズレに気づく事が、大事なことだよ。

今までだけじゃなく、
これからもいろいろなズレや思い違いを経験すると思う。

そこに気がつき、
手話を幅広く習得していくことこそが、大切なことだよ。


また会おうな、お疲れさん。


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