花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル川崎手話教室入門クラスの授業 #6 (2015.7~9月期)

8月18日、よみうりカルチャー川崎
手話教室入門クラス、第6回目の授業を開催した。


テーマ【絵と手話表現】

絵を忠実に手話表現し、
それを他の人が読み取り、
元の絵がどんな絵なのかを描くという勉強をした。
ここ入門クラスでも挑戦してみたよ。


部屋には、窓、カーテン、ポスター、電気、本棚がある。

ポイントは、まず全体像を読み取り、流れを把握すること。

その後、
それぞれの物の細かな配置についてしっかりと読み取る。
そして、わからない部分について詳細を質問する。

例えば、本棚が読み取れたら、
その位置、高さ、幅、棚の数などの詳細に注意する。

ポスターはどの壁に貼られているのか、
位置、大きさ、ポスターの絵について、
読み取れなかったら確認しよう。

どうやったら的確な質問になるかを考えることも、
大切な勉強だよ。

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手話は、日本語よりも、イメージや映像を言語化したものだから、
手話を確実に読取れれば、
そこからイメージを再現することは出来るよな。

絵が上手い下手は、関係ないんだよ。

まず全体像を読み取り、流れを把握し、
詳細について質問しながら、理解するということは、
絵を書き起すというトレーニングをしながら、
実は手話の大切な基礎と応用の勉強をしているんだ。

相手の話の全体像を理解する

詳細を確認し、把握する

わからない部分は、質疑応答

ズレや勘違いは、会話の中で修整していく、
コミュニケーションってそういうものだよな。

質問に対して、
シンプルにわかりやすく回答するのも、大切な事だよ。

手話レベルアップの為の良いトレーニングになる。
表現力や説明力も同時に磨いていこうな。


また次回会おうな、お疲れさん。


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