花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル川崎手話教室入門クラスの授業 #7 (2015.7~9月期)

8月25日、よみうりカルチャー川崎
手話教室入門クラス、第7回目の授業を開催した。


テーマ【絵と手話表現】

先週に引き続き、絵を手話表現し、
それを読み取り絵を書き起すという勉強をした。

今回のお題は「食卓」

焼魚、ご飯、小皿、味噌汁、サラダ、水を表現した。

ご飯の位置と味噌汁の位置が逆になっていたり、
サラダがうまく伝わりにくかったりと、シンプルなだけに、
課題がたくさん見つかったよな。

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まず、一番大切なのは、
表現者と読み取り者が向き合う位置にある場合は、
左右が逆になることに気を付けて欲しい。

絵の位置が反対になっている人が何人かいたので、注意しよう。
頭の中で、イメージを反転させること。

細かい描写の表現については、
焼魚は、「魚」という表現だけだと、イメージが伝わらないよ。
どんなイメージの魚なのかCLで細かく表現しよう。

絵は、大根おろし付きのサンマの塩焼きが描かれていたので、
絵通りに、大根おろしと、
細長く尖ったサンマのイメージをしっかりと表現しよう。

相手に通じる為の工夫を考えような。

コップの水量や、
味噌汁やご飯の湯気などを工夫し詳細に表現することで、
相手も細かく読み取ることができるよ。

サラダは、野菜を洗って盛り付けるところから表現したり、
緑色を指差しするという表現の工夫がされていて良かったよ。

日本語を頭から捨てて、
イメージ通りに表現するという重要な勉強だよ。

言葉に頼らず、位置、形、サイズ、バランスなど、
基本的なものをきちんと表現できるか、
また、それをキッチリと読み取れるかという手話の大切な学習トレーニングだ。

手話レベルアップの為、磨いていこうな。


また次回会おう、お疲れさん。


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