花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル川崎手話教室ステップアップクラスの授業 #8 (2015.7~9月期)

8月27日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(7月~9月期)、第8回目を開講した。


テーマ【絵と手話表現】

前回に引き続き、読み取りと表現の学習。

今回は、生徒さん達での表現と読み取り、
そしてオレはそれを監督チェックしていた。

「自分の部屋」がお題で、ベッド、机、時計などを表現してもらった。

先週の授業をみんなよく覚えていて、
それを活かした表現がとても良く出来ていたよ。

時計表示について、
07:28と細かく表現していたところも、とても良かった。

この表現、
デジタルの時間を表していてアナログとの違いを表して、
確かにOKなんだけど…

ホントおしいよ!少しだけ足りないな。

細かい事を言えば、
デジタル数字は、カクカクしてるよな。

例えば、数字ゼロも「0」じゃなくて、
「0」→ 「 [] 」だったりとデジタル数字は、角張っているよな。

もちろん、普通に07:28って表現することは、
間違いではないから、それで正しいしいいんだよ。

ホント細かい事なんだけど(笑)
でも、見たままを書き写し、
相手によりわかりやすく表現するってことは、そういうことなんだ。

これは、レベルの高い表現技術だよな。


他にも、プリンターの表現がうまく伝わらなかった。

わかりやすいプリンターの説明としては、

パソコンで入力する

決定OKボタン

(印刷)紙が出てくる

このような、流れを表現するとイメージしやすいよな。

生徒さんが、プリンターを説明する時に、
印刷用紙がどんどん出てくる表現をした。

印刷の時は、1枚づつゆっくりプリントアウトされるよな。

どんどん用紙がすごいスピードで次々に出てくるとコピーのイメージが強い。
その区別は、大事だよ。

そして、
パソコンの横に積んである用紙の束の表現にも、工夫が必要だよ。

指差し/紙、だけで、終わりではなく、
用紙の束の厚みや、紙の上部分の重なり具合など、
工夫して表現しような。

その他にも部屋には富士山の絵があったんだけど、
絵は富士山?って質問に、「違う」との答え。
それで、余計わからなくなってしまったよな。

富士山と言えば、
青と白のイメージだけど、
デザインによっていろいろな富士山の絵ってあるよな。

オレが書いたその絵にも落ち度はあったのかもしれないけど(笑)
富士山はこう、というイメージの思い込み、固定観念はダメだよ。

その絵が富士山じゃないとしても、
似てるとかイメージ近いとか、表現方法はあるよな。

想像力を働かせて、
いろいろな表現方法を幅広く考えていこうな。


また次回会おうな、お疲れさん。


イメージ 1




イメージ 2

イメージ 3

イメージ 2