花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

マナマナ横浜ステップアップ日曜日クラスの授業 #4 (2015.7~9月期)

8月23日マナマナ横浜(産経学園)にて、
手話教室ステップアップ日曜日クラス第4回のレッスンを開催した


テーマ【絵と手話表現】

絵を手話表現し、
どんな絵なのかを手話表現から読み取り、絵に描くという勉強をした。

このクラスは、リビングがテーマだ。

その中で気になったのが、ブラインドの表現。

よくある普通のブラインドは、細くて横型が一般的だよな。
でも、大きい一面の窓の場合などは、
最近は太めの縦型ブラインドが使われることがある。

高級でおしゃれなオフィスなどでは、
この白くて幅の太い縦型ブラインドなど使用されてるよな、そのイメージだよ。
はっきりとイメージを持ち、表現しよう。

壁掛け時計については、
時間/数字/2、ではなくて、
時計の針の位置などや、
文字盤の形まで想像できるように細かく見たままに表現しよう。

文字盤は、12時、3時、6時、9時というものや、
また文字盤の形が斜めにデザインされているものなど、
時計もいろいろあるよな。

それを絵のままに工夫し、表現しよう。

絵には椅子が2つあり、
1つはソファー、もうひとつは1人がけの椅子。
そのそれぞれの違いもはっきりと表現しような。

一人がけの椅子について、生徒さんの中でズレがあった。
絵の椅子は、脚の部分がクロスしているオシャレなデザイン。

その表現を読み取った人は、
ロッキングチェアーに見え、
それを確認のため質問したら、そうそう!その通りだって言われてた。
違うよな、それ(笑)
勘違いし互いにズレたままになってるよ。

基本、椅子の4本の脚は、真下に直線に伸びているよな。
この椅子は、オシャレなデザインで、脚2本がクロスしているんだ。

脚の部分はシルバーで、
座面は黒の革張りでキルト調のバルセロナソファーなんだよ。

この絵の部屋はとても高級感溢れるイメージのリビングなんだけど
その雰囲気を手話でどう表現するかが大事だよ。
金額が高いと表現しても、それだげじゃイメージは伝わらないよな。
ここでは、表情が大切なんだよ。

手だけじゃなくて表情をつけることで、
高級感までもを相手に伝えることができるんだ。
柔らかいのか硬いのか、長いのか短いのか、高級なのか安物なのか…

手の表現だけじゃなくて、
それに加えて同時に表情豊かに表現すること。

これは大事な表現力であり、大切な勉強だ。
表情を含めた表現を工夫し、これからも磨いていこうな。


また会おう、お疲れさん。


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