花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル自由が丘手話教室ステップアップ月曜日クラスの授業 #4 (2015.7~9月期)

8月24日、よみうりカルチャー自由が丘手話教室
ステップアップ月曜日クラス(7月~9月期)第4回目を開催した。


テーマ【絵と手話表現】

絵の手話表現を読み取り、
それがどんな絵なのかを、
表現からイメージし描くという勉強をした。

まず、オレが表現したのを生徒さんに読み取ってもらった。
次に生徒さんが描いた絵を手話表現し、
それをオレが読み取り、絵を描いた。

生徒さんが書いた絵のお題は「お弁当」で、
最後に答え合わせしたら、イメージはほぼ合っていたよ。

ただ、少し気になったことは…

絵とその手話表現が、少し違ったんだ。
オレが読み取った生徒さんの表現と、
元の絵にはズレがあったよ。

元の絵どおりに、
全く同じに手話表現するということも勉強だよ。
途中で、イメージを湾曲させちゃダメなんだ。

自分で、イメージどおりに表現出来ていると思っても、
実際はかけ離れていたりするんだよな。

本当は動画で撮影し、
自分の表現を確認するのが一番よくわかるんだ。

動画を見ることで、
自分の表現の出来ていない部分に、気がつくよ。

皆もそうなんだけど、
自分の想像ではイメージどおりに表現出来ていると思っても、
実際には、高低、奥行、幅などがイメージどおりには表現出来てないことが多い。

録画を見ると、
自分のイメージとの違いに愕然とすることが多いんだ。

自分の表現を鏡で確認するのと、
動画で確認するのとは違うんだよ。

例えば、鏡の場合は、鏡越しに自分の表現を確認しながら、
表現ができる。

それに比べて動画撮影は、
表現しながらの確認は出来ないよな。

録画を、後で確認するわけだから、
自分のイメージとのギャップに唖然とするわけだ。

皆も時々は、動画撮影してみるといいよ。

自分ではイメージ通りと思い込んでいると、
実際にはズレが生じてしまうということになる。

読み取る方は、幅はこのくらい?
などと具体的な質問をし、
確認すると良い。

質問と回答で微調整をし、
互いにイメージを近づけていく事が重要だよ。

動画撮影し自分の表現を確認することは、
本当に良い勉強となるよ。

みんなも時々やってみてな。


また次回会おうな、お疲れさん。


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