花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル川崎手話教室入門クラスの授業 #8 (2015.7~9月期)

9月1日、よみうりカルチャー川崎
手話教室入門クラス、第8回目の授業を開催した。


テーマ【絵と手話表現】

先週に引き続き、見たままの絵を手話表現するという学習。

今回は手話を読み取り、絵を書き起すのではなく、
家の間取り図に沿って、表現するという学習をした。

左奥の部屋が両親の部屋、その手前が娘の部屋、
右奥にトイレ、その手前が風呂、右前がダイニングキッチンという間取りだ。

ポイントは、今、自分がどこにいるかということ。

自分がキッチンにいて、両親の部屋がどこかを説明するのか、
玄関の外にいて、トイレの場所を説明するのかなど、
自分の立ち位置が、どこなのかで説明の方向が変わるよな。

イメージ 1

また注意することは、遠近の表現方法。
一番奥の部屋と真ん中の部屋では、距離の遠さが違うよな。

表情をつけて、遠近を表現しよう。
遠近の表現については、表情がとても重要なんだよ。

他にも…
最初に部屋の形を表現した壁の長さよりも、
家具の位置がはみ出してはダメだよ。

つまり、表現した壁の長さより、
窓の大きさなどは、小さくなくてはならない。
でも、壁の壁の長さより、窓が大きかったり、
家具がはみ出たりしていた人が多かったよ。