花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

マナマナ横浜手話教室ステップアップ日曜日クラスの授業 #5 (2015.7~9月期)

9月13日マナマナ横浜(産経学園)にて、
手話教室ステップアップ日曜日クラス5回目のレッスンを開催した


テーマ【動詞+表情/翻訳】

1動詞+表情で、色々な意味の翻訳を学ぶ。
その中、自然な手話表現についての学習をした。

表現のポイントは、体の軸がぶれないよう注意すること。

例えば、「居眠りした」という表現の時に、
体ごと揺れる必要はない。

眠るという表現で、体で横に揺れたり、前に揺れたりするのではなく、
表情と首の傾けだけで充分表現できる。

手の動きはしっかりとして、体の動きのムダは省くこと。

つまり、ハッキリ表現することと、体全体を動かすことは違うんだよ。

自分の動きをビデオに撮ってみると客観的にわかるよ。
自分の動きを確認することも大切な事なんだ。

体全体を動かしてしまうと、表現が硬くなったり、
動きが大きいと、動作が長くなってしまう。
また説明ぽいと、演技みたいだよ。

そうではなくて、会話の中では、
リズムや間を考え、短くスムーズで、
いかに自然な表現ができるかが課題だよ。

他にも、
「おしゃべりして、仕事をしない」
「おしゃべりしながら、仕事する」

上記2つは、「話す」と「仕事」の同じ単語だけど、
表現が違うことで、意味が違ってくる。

この違いは、
話すと仕事を同時に表現するか、
話すと仕事を交互に表現するかで、
意味が変わってくるよな。

こういう読み取りや表現をしっかりと区別しような、
それが学習の課題だよ。


また会おう、お疲れさん。


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