花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル川崎手話教室ステップアップクラスの授業 #11 (2015.7~9月期)

9月17日、よみうりカルチャー川崎手話教室
ステップアップクラス(7月~9月期)、第11回目を開講した。


テーマ【空書】

空書表現の読み取り。

今回のポイントは、ひらがなとカタカナのミックス単語だ。

例えば、「よみカル」。
よみはひらがな/カルは、カタカナ。

普通は、「ありがとう」など、
ひらがなだと、全てひらがなで統一されてるよな。

ひらがな文字だとばかりにとらわれていると、
途中からカタカナに変わった時、困惑してしまうよな。

他にも、
2015年ではなく、
2千/1/5/年など、文字と数字が混在していると、
途端に読み取れなくなってしまう。

本など読んでいても、このミックスされた単語っていろいろあるよな。

全てひらがなだと決めつけて思い込んでしまうと、
単語の途中でカタカナや数字、漢字などに切り替わった際には、
読み取れなくなってしまう。

頭を柔らかく、臨機応変に対応し、
思い込みにとらわれずに、全体的な空間を認識し読み取ること。


他にも空書の際、
「会う」と「合う」も途中まで同じ書き方で、曖昧になりがちな漢字だ。

この区別は、リズムや書き方、形を工夫すること。
全体的な空間で認識し、細かく表現を考えること。

いつも空書を繰り返しレッスンしているから、
目が慣れてきて、以前と比べ読み取り力がアップしたよな。


今回の課題は、
「ひらがな/カタカナ」のミックス単語を、しっかりと捉えること。
どんな文字でも読み取れると、幅広く使えるよ。

ろうは、いつも目で読み取っているのに比べ、
聴は耳で聞き取り把握する。
耳に頼らず、目で読み取るトレーニングをしていこうな。


また次回会おうな、お疲れさん。


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