花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみカル自由が丘手話教室ステップアップ土曜日クラスの授業 #6 (2015.7~9月期)

9月26日よみうりカルチャー自由が丘手話教室
ステップアップ土曜日クラス(7月~9月期)、第6回目の授業を開催した。


テーマ【見る聞くの違い】

この日は、体験者が来てくれた。

以前、某教室で講師をしていた時に長い間指導していた生徒さんが、
今回新しく立ち上げたここに体験しに来てくれた。

以前から知り合いの生徒さんも現クラスにいるので、
久しぶり~って、みんなで嬉しそうに盛り上がっていたよ。

初対面で知らない人もいるので、あらためて皆で自己紹介をした。

その中、名前の表現について、おもしろいなと気になったことがあった。

例えば、手話での漢字表現での「川」と、
流れる川の様子を表した「河」の違い。

例えば、音声は同じでも、
「川口」さんと「河口」さんでは、手話表現が異なるので、
間違えることが多いんだよ。

オレの場合は、
手話表現で似ている花と桜を勘違いされて、
「花井」と「桜井」とを、間違われることがある。

逆に、音声の場合には、
「花井」と「鼻井」などの間違いなどがある。

他にも手話表現では、「○畑」と「○村」が勘違いされやすく、
音声で聞いた場合には、
「○畑」と「○旗」など間違われることがある。

目で見て間違う漢字と、
耳で聞いて間違う漢字がそれぞれ違うことは、
本当に面白い事実だよな。

聴者は、名前を聞いた時に、どんな漢字なの?と聞き、
ろう者は、どういう字なのか空書してもらい目で確認し、読みについても質問する。
手話表現だけを頭で覚え、読みが気になった場合にのみ、質問することもある。

名前は本当に色々あるので、
区別しながら表現を考えなければならない。

今回の授業は、目で見た名前表現と、
耳で聞く名前表現の違いについての話をした。


体験に来てくれてありがとう。

また次回会おう、お疲れさん。


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