手話レッスン #2

最近のレッスンでの重要ポイントは、
「好き」「嫌い」の強弱は表現によって調節できる。

例えば、「好き」の手の動作を大きくすることで、
大好き／すごく好きなどの意味に強調することが出来る。

でも、手の動作を大きくすることだけが、強調を表す表現ではない。

小さくゆっくりな手の動作に、

表情を加えることで、強調の意味となるんだよ。

表現を、あえてゆっくりとした動作にする事によって、

言葉の重みを表現できるんだ。

その他にも、恥ずかしがりの性格ならば、

表情は照れてはにかみながら、ゆっくりと「好き」と表現すると、
動作は小さくても「大好き」ということを表現できる。

「好き」にも、いろんな好きがあるよな。

例えば、「嘘」の表情をしながら
「好き」を表現すると、好きの意味もまた変わってくる。

それによって、

相手を騙す感や、また媚てるような意味を表現出来るんだよ。

好きの度合いも様々だし、
幅広い意味の「好き」があるよな。
つまり、単語だけを覚えるのではなくて、

意味の強調表現もあわせて覚えて欲しい。

様々な意味、雰囲気、シチュエーションをよく考えて、幅広い表現を磨いてな。

それが今回のテーマのポイントだよ。

手話レッスン #1