花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

手話レッスン #7

最近のレッスンの大事なポイントについて。

授業で、スタバと上島珈琲どっちが好き?
という質問をしたけど、やっぱりスタバは、人気だよな。

その流れから、カフェとファミレスどっちが好き?ってきいたら、
以外にも半々くらいだった。

オレは、カフェの方が好きだよ。
カフェは、落ち着いた大人の雰囲気ある。
それに比べてファミレスって、ガヤガヤしてるイメージがある。


その中での、大事なポイント。

レストランの表現は、フォークで押さえ、ナイフで切るというしぐさがある。
左手をフォークに見立て、右手をナイフに見立てて表現する。

その表現の他に、
フォークとナイフを使っている仕草の表現もある。

つまり、左手はフォークの柄部分を、
右手はナイフの柄の部分を握り、フォークとナイフを使っているしぐさだよ。

そこでの大きな違いは、
手自体がフォークとナイフなのか、
それともフォークとナイフを握っているかで、表現する位置が変わるんだ。

つまり、料理そのものに触れる手(フォークナイフ)の位置と、
料理そのものには、触れない柄の部分の手の位置という距離の違いがあるんだ。

ナイフフォークの柄の部分を持った表現をするのなら、
手の位置は料理から浮かせるように離したイメージで表現し、
区別することが大切だよ。

ダメとか間違いということではないんだけど、
手話単語を覚えてなんとなくで表現するのではなく、
きちんとイメージしながら表現することが大切なんだよ。

イメージをしっかりと表現することは、手話全てにつながることだよ。

見えない部分までをイメージし、
まるで映像のような表現ができる表現力を磨いてほしい。

これは、くだらないことではなく手話の基本、とても大事なことなんだよ。

他にも料理の表現でも、
包丁の柄を持った表現をするのと、
手のひらを包丁の刃に見立てて表現するのでは、
手や腕の表現位置が変わってくるよな。

ビールをジョッキで飲む表現の時には、
顔の中心から少し外側にずらして表現する。

ジョッキの持ち手を顔の中心からずらす事で、
飲み口が、顔の中央に正しく来るように表現できるよな。

見えない部分までを、イメージできるように表現することが大切だよ。

いい加減に表現するのではなく、
ひとつひとつ細部をイメージしながら、表現を磨くこと。

そうすることで、自然な手話表現の習得につながるよ。
これは大切な勉強だよ。


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