手話レッスン #15 - 花井盛彦の日記

最近のレッスンの大事なポイントについて。

「その後…」という手話表現あるよね。

例えば…
「レッスン通っていたけれど、お休みして、その後、久しぶりに行ってみた」
なんていう時に使うよな。

単語でその手話を覚えるのではなく、

いろんな表現方法により意味も、それぞれに変わってくる。

つまり、「その後」にも、

手の動かし方、強弱、緩急、リズム、表情によって、
直後なのか、少し後なのか、しばらくしたのちなのか、

ずーと後…なのか意味が変わる。

日本語も、そうだよね。
「その後」が表す時間経過は、その時々に様々だよな。

手話も同じで、表現方法の違いで、

「その後」の持つ時間経過の違いを表現出来るんだよ。

「その後」＝手を前に出す表現
と、単語で覚えようとするのではなく、
意味に合うように、その時々に表現を考えることが大切なんだ。

どんな時でも、同じ表現をするのではなく、

どうやったら意味に合う表現ができるかを気にしながら、

その都度、表現を考えて欲しい。

自然な手話表現になるよう工夫してみような。