手話レッスン #23
最近のレッスンの大事なポイントについて。
テーマは、イメージ力のトレーニング。
聴者は、最初に手話単語をたくさん覚えたいと言う。
その気持ちもわかるけど、単語の数は問題ではないんだ。
例えば、「山」という単語を覚えたからそれでOKではないんだよ。
山にもいろんな形があるでしょ?
富士山、ふたごの山、高い山、低い山、
単語にこだわらず、イメージを磨いていこうな。
テーマは、イメージ力のトレーニング。
聴者は、最初に手話単語をたくさん覚えたいと言う。
その気持ちもわかるけど、単語の数は問題ではないんだ。
例えば、「山」という単語を覚えたからそれでOKではないんだよ。
山にもいろんな形があるでしょ?
富士山、ふたごの山、高い山、低い山、
山々が連なった山脈など本当にそれぞれの形がある。
山という単語を覚えたらそれで終わり、個々の山の形なんて関係ない…ではなくて、
山という単語を覚えたらそれで終わり、個々の山の形なんて関係ない…ではなくて、
単語よりも、山そのもののイメージをつかみ見たままに表現する方が大事なことだよ。
「川」という単語はひとつだけど、
「川」という単語はひとつだけど、
広い川もあれば、浅い小川のような川もある。
「歩く」も、単純に歩くという単語だけ覚えて終わりではだめなんだ。
例えば、早く歩くは「早く」+「歩く」のように単語を組み合わせるのではなく、
歩く手の動作を早くすることで、「早く歩く」を表現でき、
「ゆっくり歩く」も、手の歩く動きをゆっくりすることによって表現できる。
「急な坂」は、坂の角度を変化させて表現することによって、
「歩く」も、単純に歩くという単語だけ覚えて終わりではだめなんだ。
例えば、早く歩くは「早く」+「歩く」のように単語を組み合わせるのではなく、
歩く手の動作を早くすることで、「早く歩く」を表現でき、
「ゆっくり歩く」も、手の歩く動きをゆっくりすることによって表現できる。
「急な坂」は、坂の角度を変化させて表現することによって、
それが急斜面なのか、なだらかなのかを区別させる。
更に、辛そうに登る様子と表情を付け加える事で、
更に、辛そうに登る様子と表情を付け加える事で、
より急斜面ということを強調できる。
つまり、他いっさいの修飾語などは、必要ない。
急な坂の時には辛そうな必死な表情をし、
なだらかな坂ならば、余裕な表情をすることによって、
つまり、他いっさいの修飾語などは、必要ない。
急な坂の時には辛そうな必死な表情をし、
なだらかな坂ならば、余裕な表情をすることによって、
その坂のイメージは充分に伝わる。
急/坂/登る/大変/などという修飾語単語は、表現に必要ないんだよ。
歩き方や表情、坂の角度などから、
急/坂/登る/大変/などという修飾語単語は、表現に必要ないんだよ。
歩き方や表情、坂の角度などから、
強弱、高低差の調整ができ、その状況をそのままイメージ表現することができる。
最初に単語数を多く覚えようとするのではなく、
最初に単語数を多く覚えようとするのではなく、
入門からイメージを表現できるようトレーニングすると、
自然な手話表現を習得できる。
単語にこだわらず、イメージを磨いていこうな。