花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

よみうりカルチャー手話教室入門の授業 #1(7~9月期)

7月9日、よみうりカルチャー 川崎 手話教室入門の記念すべき第1回目だった。


体験クラスに出席して下さった生徒さんのほとんどが、
来てくださったこと、本当に嬉しくありがたいことだと思っている。


ほとんどの生徒さんが、体験クラスで勉強した自己紹介を覚えていてくれて、表現してくれたよ。
すごいな!


今回の授業は
自己紹介、手話の特徴や語源、指文字しりとり、伝言ゲームだ。


『手話の特徴や語源』

語源や意味について詳しく説明した。

例えば…
・形の特徴を、語源にした手話『山、木、橋』など。
・動きの特徴『村』
・状態の特徴を語源とする『雨』『夏』。
・歴史上の人物を語源にした『加藤』『斎藤』『佐々木』などだ。

動きの特徴や状態の特徴、
語源や意味を理解できれば、より手話の上達につながる。

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『手話伝言ゲーム』

オレが表現したものを、それを生徒さんがマネて次の生徒さんへ、そのまま伝える。

目でみて、身ぶりや表現をそのままマネをする、これもトレーニングになる。

見ているだけの生徒さんは、
何がどこで違ったかを考えるのも勉強だ。

最後の生徒さんに、100%伝わったかな。

①山に登って良い空気を吸いました。
②山に登って空気が少なくて倒れた。

これ、全く意味違うよな。

本当は②が正解に近い答えなんだけど、

どうして①のような答えになったと思う?

全部を伝えられなかったということもあるが、それだけじゃない。

ここでの課題は、表情なんだよ。

これは、山登りを表現するときに笑顔になっちゃったんだよな。

苦しい登山のイメージを伝えたいなら、
表現は、苦しそうな辛い表情が必要だ。

同じように伝えてるつもりでも、
表情ひとつ違ったことで、違う意味に伝わってしまったんだ。

これはとてもいい勉強になったと思う。

日常生活の中でもよくあることだから。


表情、表現力、イメージ力、想像力、とても重要で大切ということだ。


3ヶ月後のみなさんの成長がとても楽しみだよ。
一緒に楽しもうな


来てくれてありがとう。

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