よみうりカルチャー手話教室入門の授業 #3(7~9月期)
7月23日、よみうりカルチャー手話教室入門の第3回目を開催した。
今回の授業は、
挨拶の手話、ジェスチャーゲーム、金額の表現などだ。
『挨拶の手話を覚えよう』
おはよう、こんにちは、こんばんは、さようなら、元気でね、ありがとう、お疲れ様…など、
日常よく出てくる挨拶を勉強した。
挨拶は、コミュニケーションの基本でとても大事なことだから、しっかり覚えて欲しい。
ここで注意してほしいことは…
『元気でね』の手話表現は、
『元気』という手話だと少し意味が合わない。
『元気でね』=『体に気を付けてね』という意味だ。
なので、その意味のままを表し
『体』+『気をつける』=『元気でね』
と、表した方が意味が伝わるので、注意して覚えて欲しい。
意味をきちんととらえて、通じる手話表現を学んでな。
『ジェスチャー手話表現』
生徒さんにジェスチャーで表現してもらい、わかった人は指文字で答える。
その後手話表現の練習。
指差しの大切さも忘れないでほしい。
電子レンジが答えなのか、レンジで温めたものが答えなのか、指さしがあるとハッキリわかる。
指差し大切だよ。
『店員とお客』
生徒さんが店員とお客になり、よくある普段の会話の中から手話を学ぶ。
お客役『◯◯いくらですか?』と手話表現する。
店員役は、手話を読み取り、言われた絵カードを選び、
そして裏に書いてある金額を手話で表現する。
今度はお客が金額を読み取り、全ての答えあわせ。
数字、日常品、金額など日ごろよく使う手話表現を、会話の中から学び、勉強した。
今回の課題は、
指差し、位置、方向だ。
これ、それ、どれなのか。
どこに帰るのか、どこから帰るのか。
誰と誰が会ったのか。
指差し・位置・方向は、大事なことだから、繰り返し表現し、ぜひ習得してほしい。
一週間後またお会いできることを楽しみにしてるよ。
お疲れ様でした。
よみうりカルチャー手話教室入門の授業 #1
よみうりカルチャー手話教室入門の授業 #2