花井盛彦の日記

HANAIプロダクション・NA花井盛彦手話教室 代表 手話アーティスト

産経学園マナマナ(横浜)ステップアップクラスの授業 #4 (2014.12~2015.2月)

1月21日、産経学園マナマナ(横浜)
ステップアップクラス第4回目を開催した。


今日の勉強はフリートーク、テーマはモラハラ

最近よく「モラハラ」って言葉をきくよな。
モラルハラスメントを略して、モラハラ

ついこの間も芸能人夫婦の離婚騒動で、
旦那がモラハラだといわれたりしていたよな。

でも、モラルハラスメントの定義って、実に曖昧なんだよな。
DVのように、殴るなどのハッキリとわかる肉体的暴力に対し、
モラハラは、幅広い精神的攻撃を意味する。

モラハラの認識やイメージも、人それぞれなんだよな。
生徒さんの考えるモラハラって、どんなものなのか表現してもらった。

旦那が風呂の時、タオルくれ!なんていう命令口調。
奥さんを見下した言い方や態度。

給料を稼げてるのは誰のおかげだと思っているんだ。
主婦は、家事だけしてれば良いんだから、楽でいいよなぁー。
なんていうのも、そうだよ。

オレ、テレビで見たんだけど、
朝には、奥さんが友達との外出を許可していたのに、
その日、外出から帰ってくると、旦那から無視されるとか…。

家庭での日常的な「見えない暴力」は、
相手の精神状態をしだいに不安定にし、
その生活が長く続くと、奥さんはウツになるんだよ。

言葉や態度によって、
巧妙に人の心を傷つける精神的暴力=モラル・ハラスメント。
モラハラ自体、決して良くないことだよな。

でも、最近は社会の風潮として安易に「モラハラ」と、
みんな過敏になりすぎてるところもあるよな。
なにかあるとすぐ、モラハラだ!とか、
決めつけたりするけど、今、世間が少し過剰に反応しすぎなところもあるよな。

何でもかんでもモラハラに当てはめようとするのではなく、
その人自身のパーソナリティの問題だよな。
つまりモラハラだからというより、性格の問題なんじゃないかな。

いろんな人がいるのだから、
人との関わり合いにおいて、ぶつかることもあるよ。
一人の人間として相手を理解し、
お互いに相手の立場を尊重するということも大切なことだと思う。
どうやってコミュニケーションをとるかということが、本当に大切なことなんだよな。


今日のポイントは、
夫婦間のやり取りでの視線、表情などに注意すること。
見下すときは、上から目線だし、表情にも気をつけてな。
夫のセリフなのか、妻のセリフなのか、
誰が言ってるのかわかるように工夫しような。


また来週会おうな、お疲れさん。


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